ひさびさだ!
*[movie] 白いカラス
OS劇場GAPで鑑賞して来た。
人種差別を扱い、それでいて傷を受けた男女の愛情を描く、
という重い映画だった。
<役柄の説明>
アンソニー・ホプキンスは、黒人でありながら、自分の肌が白いために
自分を「ユダヤ系」だといっていた。
ニコール・キッドマンは、お嬢様で育ったが、継父に性虐待を受け、
夫に暴力を振るわれ、離婚する、という悲惨な境遇に育った。
その夫は、ベトナム戦争に従軍し、PTSDで悩み、精神を病んでしまっていた。
この役柄は、アメリカではきっとありうべきものだ、
として受け入れられるのだと思う。
こんなにシビアな環境で生きている人がたくさんいるのだろうな。
内容がかなり重かったので、語るに語れません。
感動しました、とはいえなかった。
だから、逃げてみる。
アンソニー・ホプキンスの演技は初めて見たんだけど、
しぶかったです。あんな老人になりたい。
かわいげがあり、信念もあり、苦悩もある、というような。
ニコール・キッドマン、あなたは本当に若いね!
初めて見たのはトム・クルーズと競演した学園物の映画だったけど、
ますますきれいになってしまった。
「アイズワイドシャット」で見せた演技より、
より真実さを増していた。
たまに映画を見ると別世界に行ったようで、楽しかった。
ただし、横のおばさん二人組みが上映中もずっと
映画の感想をずっとしゃべりあっていたので、
うるさかった(泣き)