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前作があまりに面白かったので、こちらも一息に読んでしまった。 前作は幕末で、こちらは明治初期、日露戦争、戦争後のことが中心。 こちらは、日英同盟の話が主題。 英国における日本軍人の諜報活動の様子など、 明石元二郎の姿を髣髴とさせ、興味深かった…
今度、ニコルさんの講演を聞く機会があるため、たまたま書庫にあった本を手に取った。 和歌山の太地の鯨とりの漁師を主人公にした本だ。 鯨漁のことが勇壮に描かれているし、 人物も生き生きとしている。 混血の話が多くあるのは、ニコルさん自身が日本人の…
という本を借りてきた。 化学の勉強をもう一度はじめからやるのだ。 少しずつ、ものを学んでいこう。
にも、農薬散布で亡くなった農民がたくさんいることが書かれていた。 自分が高校時代にも、「農薬を撒くとタネが無くなるからヤバイ」 等と冗談を交わしていた。 自然界に無いもので、自然界に手を加えるというのは、シンプルな意味でも 非常に危険を伴うわ…
今日から読み始めた。 環境問題に対する、古典的名著とされている。 名前だけはずっと聞いていたけど、 自然に身近な暮らしをはじめることをきっかけに、読んでみようと思った。 DDTの話では、戦後日本人にもよくかけていた、という話を思い出した。 ハン…
歴史をひとつの流れで見る好著。 随所に現代との比較があり、 筆者の歴史に対する考えがよく伝わってくる。 「歴史の読者は事件の結末を知っているが、 歴史の中に生きた人々はそれを知らなかった」 当たり前である。 でも、無意識のうちに、このことを忘れ…
「厳密にルールに従っていると、環境が激変して、 ルールが環境に整合的でなくなれば、 滅んでしまう。 多くの生物は適当にルールを変えることにより、 環境が変化しても何とか生き延びることができる。」 一貫性や、明示性がなくては、人としてだめなのか、…
日本陸軍を、体験談に頼らず、史料と作家等の記述からピックアップした本。 これまでにもいろんな話を読んできたけれど、 比較的坦々とした記述だったので、 かえって想像力が膨らんだ。 殴り倒され続けることの痛み、苦しさ。 熱帯雨林の中、30キロの荷物…